2010年02月14日 日曜日 23:16

本日はバレンタインデー。今年は逆チョコがもらえないみたいなのでみずから買ってみました。フェレロのロシェ3コ入り。香ばしいヘーゼルナッツ、サクサクのウエハース、やわらかなチョコレートクリーム。軽やかな食感の贅沢な味わい。はじめて食べたときからずっと好きでした。バレンタインデーはチョコが食べられるいい日だと思います。
で、相変わらずの厳しい寒さですが、雪まつりも終わり、これからは徐々に暖かくなっていくんだと思うと気持も軽くなります。まだ真冬日が続いたりもしますが、来月も末の頃には雪どけの足音が聞こえてくるのかも。暖かな春風に吹かれる日を夢見ながら今は凍てつく風に顔を凍らせておきましょうか。マイナスの風って、ちくちくして痛いんですよね。地吹雪が加わると痛さ倍増。
日記に書こうとしていたのにタイミングを逃してしまい、今度こそと思いながらも時の経過に流されて、忘却の彼方へ消え去る出来事がある。しかし片隅に引っ掛かりとどまる出来事もある。きょうはそういったことをひとつ書いておこうかなと思います。こうして少しずつ片づけていけたらいいんだけど。
去年のこと。舞台は月末の銀行。混み合うATMには長蛇の列。じりじりと、まるで牛歩作戦のように進む人の流れに身を任せ、ぼんやり考え事をしていたらわたしの番が近づいてきた。頭のなかでいろんなことをいじくりまわしていると時間が経つのはけっこう早い。そしていよいよ列の先頭。壁の一面に並ぶATMのうち、次に空いたところに移動するのだ。さあ、どこが空くだろう。目を配りながら待っていると、目の前のATMが空いた。立ち去る男性の背中。ずんずんと踏み出すわたし。しかし、空っぽのはずのATMには黒いセカンドバッグが置かれている。さきほどの男性の忘れものだろう。とっさにそのバッグをひっつかみ、出口へ向かう男性のうしろ姿に「すみません!」と呼びかけた。周囲の人々の視線が一斉に注がれる。さきほどの男性も振り向いた。「あの、これ忘れてますよ」と言ってバッグを差し出すと、驚いて目を見開くその人は、「ああ、すいません」とバッグを受け取り、くるりと回れ右をしてドアへ向かった。安堵したのも束の間、わたしははっとした。さっきのATMは、もう次の人が操作しているかもしれない。こりゃ並びなおしかもしれないと思いながら振り返ると、次に並んでいた人はその場にとどまり待っていてくれていた。「あ、すいません」と言って素早く戻りぴぽぱと操作。終えて自動ドアに向かう間も、ずっと注目を浴びているような気がして伏し目がちになりながら退出した。
家に戻ってから、あの忘れものについて思いを巡らせた。銀行の、ATMの上にあったバッグ。男性は勤め人のようだった。もしかしたら会社のお金を扱っていたのかもしれない。おろしたばかりの大金が入っていたかもしれない。失くしたらえらいことになるだろう。そんなことを考えていたらなんだかどきどきした。
しばらくたち、そんな出来事も忘れかけていた頃のこと。たまたま家事を早く終わらせることができた午前中、一息つこうとお茶を淹れ、ラジオをつけてみるとあの忘れ物のエピソードにそっくりな話が聴こえてきた。ノースウェーブのスマイルマルシェ。ある男性から寄せられた話。銀行のATMを操作し終わり、出ていこうとすると、後ろから「すいません!」と声を掛けられた。振り返ると女性が「忘れ物ですよ」と言ってバッグを渡してくれた。そのバッグには、会社の実印からなにから大切なものが入っていた。失くしたら大変なことになっていた。その時はあまりにも驚きすぎてきちんとお礼が言えなかった。もしまた会えたらちゃんとお礼がしたい。というような話だった。
ん?こ、これはまさか。あの時のあの男性?もしかしてわたしのこと?この日にたまたま聴いたラジオでこの話を耳にすることになるなんて、なんたる偶然。と思ったけど、札幌市内にはいくつもの銀行があり、見当もつかないくらいたくさんのATMがある。忘れ物をする人も、日に何人かいるかもしれない。あの出来事に似たような場面もあるだろう。わたしのことではないかもしれない。でも、もししたらあの男性も、わたしに対して「ありがとうよ」って思ってくれているかもしれないんだ。そう思って嬉しくなった。
その数日後、別の忘れもの話。スーパーマーケットで買い物を終え、袋に品物を詰め込んでいると、隣にいた高齢の男性がレジ袋をひとつ忘れて立ち去った。またしてもあわてて追いかけた。「これ忘れていますよ」と言って袋を差し出すと、「ああすいません」と受け取ってくれた。しかし。先に店を出ようとしていた彼の奥さんらしき女性が駆け寄ってきて、袋の中身をチェック。小さな声で「盗られてないかい」と言いながらわたしをぎろりとにらむ。ええええ。盗んないよ。盗るなら追いかけないで知らん顔するよ。と思ったけど、サッカー台に戻って袋詰めを終わらせ出口に向かった。先程の奥さんはまだ袋の中身をチェックしていた。「あれはあるの?これはなくなっていない?」わたしの方をちらちら見ながら念入りに確かめている。ちょっとショック。でも仕方ないとも思う。高齢者は狙われやすい。もしかしたらオレオレ詐欺に遭ったばかりで疑心暗鬼になっていたのかもしれない。
広がり続けた悪の波がわたしの足元にまで及んだのだ。いいだろう。受けて立ってやる。ここで「疑われるならもう忘れ物届けないもん」って思ったら負けだ。どんなに疑われようとも忘れ物を見つけたらこれからも絶対に届けてやろうじゃないか。それが悪への挑戦だ。わたしは鼻息荒く、そんなことを考えた。
それが去年の話。疑われるのはいやだったけど、もしかしたらあの老夫婦も後でありがとうって思ってくれたかもしれないし、これからも忘れ物を見つけたらできるだけ届けようと思っています。
これでひとつ消化できました。ちょっとすっきり。
2010年02月07日 日曜日 22:09

屋外にぽつんとたたずむ証明写真機。毎年冬がやって来るたび、わたしはこの証明写真機のことを思う。寒ければ寒いほど気になってしまう存在。だって証明写真って、もこもこに着こんだ状態では撮れないじゃない?コートを脱ぎ、マフラーも帽子もはずして背筋を伸ばし、きりりとした顔で写らなくちゃならないでしょ?最高気温が氷点下な日にはそれはとても根性がいるような気がして、このあたりを通りかかるたびに「きびしいのう」と心の内で呟いてしまいます。
話変わって。2月の4日に水道管が凍結してしまいました。めったにない冷え込みにやられてしまったのです。3日の最低気温は氷点下12.6度。日中も気温は上がらず最高気温は氷点下9.5度。そして翌日4日の最低気温も前日と同じく氷点下12.6度。朝は確かに水が出たのですが、出掛けているあいだに凍ってしまったようです。この日も真冬日最高気温氷点下5.6度。連日の寒さで冷え切っていたのでしょう。こんな日は日中でも、家を空けるときには水を落としておいたほうが安心です。しかし油断していてそれを怠った結果、まさかの水道管凍結。蛇口からちょろちょろと水が出た後、どこからか「がっこん」というくぐもったような音が聞こえて水は止まりました。はうう。
水が使えないのってめちゃめちゃ不便です。洗濯はできないし料理も無理。ちょっと手を洗うとか、お茶を飲みたいからやかんに水をくんで沸かしたいとか、トイレの水を流したいとか全部無理。水を絶たれて解るその有難さ。暮らしていくために水は欠かせない。なのに水が出ない。とたんに心細ーい気持ちに。
とりあえず自分でなんとかしてみようと解凍に挑戦。まずは部屋を暖めることからはじめよう。暖房を入れて室温を上げてみる。同時にドライヤーを引っ張り出してきて蛇口に当ててスイッチオン。熱風で凍結した部分が融けてくれるかもしれないという希望を抱きながら、蛇口を全開にしたまま10分ほど頑張ってみた。しかし。うんともすんとも言わない。ストーブの火を大きくして部屋の気温が十分に上がってから再びドライヤーで10分間蛇口を熱してみたけどやっぱり出ない。お、て、あ、げ。
白旗上げて大家さんに電話しましたとも。そしたら業者さんと一緒にやって来てたちまち直してくれました。やはりプロの仕事は違うね。蛇口から水が出た瞬間「おおー出たー」と言って喜んでしまいました。これからは気をつけます。お騒がせしてごめんなさい。修理代は後日請求。いくらくらいかかるのかな。
ここ数日、テレビのニュースも凍てついていました。この日、占冠村(しむかっぷむら)の最低気温は氷点下34.4度。目にも寒い数字。そして翌日は網走(あばしり)で氷点下33度。凍結により水道管が破裂して断水。一万六千世帯2万人に影響が。テレビでは給水車に並ぶ人々の映像。水道管を凍結させてしまった直後だけにその不便さが手に取るように解ります。トイレも使えないなんて不便すぎる。みなさんどうされていたんでしょうか。もう復旧しましたか?
今年の冬は本当に寒いですね。でも2月を乗り切ればあとは暖かくなるばかり。やがて来る春を思いながら、冷え込む夜は水道管の水抜きをすることにします。凍結の後、「さっぽろお天気ネット」の水道凍結情報を毎日チェックすることにしました。今日は「念のため」となっているので、とりあえず水を抜いて寝ましょうか。もう凍らせたくないです。
2010年01月31日 日曜日 18:32

わたしの考えが甘かった。トラ猫のウピピに薬を飲ませるのは、ひとりでもなんとかなると思っていたのだ。二粒の錠剤を右手の指先でつまみ、左手でウピピの口をこじあけて、薬を喉の奥へ放り込もうとした瞬間、威力抜群の猫パンチが飛んできて右手の小指の付け根にするどい爪がぐっさり。とっさに手を引かなかったので肉が引き裂かれることはなく、爪が深く刺さっただけで済んだのは不幸中の幸い。逃げ出すウピピが爪を引き抜いたあとには、ぽっかりとした穴が開いており、そこから赤黒い血がどろどろ出てきてしたたった。あう。痛い。めちゃめちゃ痛いしなんか怖い。爪がね、小指の骨にかつんと当たったような気がしましたよ。じんじんするような痛みはひじから二の腕あたりまで広がって、全身の力が抜ける。とりあえずは血をぬぐいテラマイシンを塗ってティッシュを巻いておきましたが、猫の最大の武器は前足の爪だということを改めて思い知らされました。甘かったよわたし。
その後は相方に応援を頼み、二人がかりでどうにか薬を飲ませることに成功しました。わたしがウピピの前足をしっかり押さえて固定し、相方が口をこじあけて薬を放り込み、飲み込むまであごを押さえて口を閉じさせた。ごくりと飲み込むと舌を出して口の周りをぺろんぺろん舐めるのでわかりやすいです。しかし二人がかりといっても大騒ぎ。ウピピは怒ってうーうー唸るし、頑として口を開けようとしないしで大変です。かわいそうだけど、薬を飲まないと病気は治らないので仕方がない。ここは我慢して朝夕の薬を飲んでねウピピ。
そんなドタバタを繰り返して数日後、相方が出勤してしまった後に薬を飲ませていないことに気付いた。少し寝坊した朝であわてていて、二人ともすっかり忘れていたのだ。ピーンチ。これはまずい。具合が悪くなってまた入院して治療ということになれば再び10万円くらいふっとんでしまうかもしれない。できればそれは避けたいし、なによりウピピがかわいそうではないか。よーし、どうにかして飲ませよう。二粒の錠剤を。
とりあえず前足を封じてしまえばなんとかなるだろう、ということで。大きめの布でウピピをくるみ頭だけ出した状態にして、その上に覆いかぶさるようにして左手と両足で固定し、右手で口を開けさせて薬を押し込んだ。……ミッション成功。武器封ずれば錠剤もまた恐るるに足らず。でも嫌がりMaxだと噛んだりするのかなーと思うと少し怖かった。暮らしの身近なリーサルウェポンに薬を飲ませるのは大変です。
小指の傷も今はふさがって、小さなかさぶたになりました。痛みもすっかり引いてくれたのでもう大丈夫なようです。っていうか猫の爪って伸びるの早いね。入院前の具合悪さピークのときに申し訳ないなと思いながらも一応切っておいたのに、退院してきた頃には切り方の甘かった爪がするどく伸びきっていてぐっさりいってしまったのです。まず爪チェックすべきでしたね、ははは(涙)
※追記です。テラノマイシンではなくテラマイシンでしたね。「ノ」はいらないよ。間違えたので訂正。
2010年01月24日 日曜日 21:51

19日の火曜日。キジトラ猫のウピピの様子がおかしいので動物病院に連れて行ったらそのまま入院。「今夜が峠です。覚悟はしておいてください」と言われ、かなり危険な状態だったのですが生死の境をさまよいながらもなんとか持ちこたえて回復。そして今日やっと退院してきました。これからは日々気をつけて見ていきます。そして気になる治療費は約12万円。じゅ、じゅうにまん、えん。い、痛い。懐が痛い。ウピピは保険に入ってないので全額負担です。しかし、失われてしまっては二度と戻って来ないのが命。お金はまた貯めればいいです。
五日ぶりに帰宅したウピピはしばらくのあいだ借りてきた猫状態。この入院生活でちょっとうちのこと忘れ気味なのか、うろうろ歩きまわりながらにゃーにゃー鳴いていて、落ち着くまで2時間くらいかかりました。その後はごろごろ言いながら甘えてきて、やっといつものウピピに。一週間後にまた通院だから、そのときまでゆっくり休みなさいね。ウピピの帰還にひめさんが大騒ぎで怒っていますが(ウピピのこと忘れ気味?)これもしばらくしたらおさまることでしょう。
あああ頑張らなくちゃ。薬飲ませるのが大変そうだ。
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金曜の夜にDVDを3本借りてきて、一日一本ずつ観ていました。金曜は「キューティーブロンド2」、土曜は「宮廷画家ゴヤは見た」、そして今夜は「ワールドオブライズ」を見る予定。この三日間、映画を観る2時間を捻出するために、朝からせっせといろんなことを終わらせました。就寝時間からさかのぼりスケジュールを決めて遅れないように行動。けっこうきっちきち。でも、映画って日常を忘れてその世界にどっぷり浸れるから大好き。そのためならさくさく動きましょうとも。今日は休みだったからのんびりできたけど、金曜土曜は慌ただしかった。
作品によって若干の長短はあれど、その2時間ほどのあいだにある人物の人生の、ある時点を生きることができる。ときには楽しくときに苦しく。そして物語は終わり、現実の世界に戻ってきて目を覚まし考える。観ているあいだは現実を忘れ、戻って視界がひらけるような気がします。
昨晩は「宮廷画家ゴヤは見た」を鑑賞しましたが、寝ているあいだもずっと脳内であの作品がぐるぐるしていたのか、今朝目が覚めて最初に心の内で呟いたのは「イネス・・・」でした。牢のなかのじっとりした湿り気が体にまとわりついているような気分。あの時代、あのような人生が確かにあった。
わたしの生にも終わりの日が訪れる。そしてその後はどうなるのか。わたしを構成していた物質は世界に散り、再びなにかに生まれ変わる。植物や昆虫や動物。もしかしたら人間の一部になるかもしれない。今現在のわたしとして生きることは二度とない。だけど、またこんなふうに人として何かを思いながら生きることがあるかもしれない。そのときに、生まれ落ちる世界はどんなだろう。そこが良い世界であって欲しい。そのために、今こうして生きているわたしになにかできることは?
わたしは、後悔することも多い。なんてだめなんだろうと思うことも山ほどある。だけど、良い人間になりたいです。
2010年01月18日 月曜日 17:41

昨日は積もりましたね。いつもの歩道もこのとおり、雪で埋もれていました。昼過ぎになっても除雪は入らないままでけもの道のよう。コンビニやバス停に向かう道だから、ここを苦労して歩いた人多かったんじゃないかな。通勤だと長靴履いて歩くわけにもいかないし、困りますよね。午後になってから除雪が入ったので現在は道幅も広がり歩きやすくなっています。どんなに雪が少ない年でも、必ず一度や二度はこんなふうにどっさり雪が降る。今年はあと何回来るのかな。

なかなか初詣に行けずにいて、15日にようやくお参りしてきました。今年は北海道神宮。閑散としているんだろうなって思っていたけど、平日の午後にもかかわらずけっこう訪れる人が多いように見えました。駐車場も車の出入りがひっきりなしだったし、境内にも人が途切れることはなかった。なので出店は閉まっていたけど、あまり寂しくはなかった。
参拝者休憩所ではほうじ茶ふるまわれていたのでわたしもいただきました。こうばしくておいしいお茶。暖房が効いていて暖かな休憩所の中には、六花亭が出店していてお菓子やお茶が売られていました。そして気になるのぼりの「判官さま」ってなんだろう。こういうお菓子があるらしいのですが、あいにく売り切れていたのでどんなものなのかわかりませんでした。今度見つけたら買ってみます。

そして毎年恒例の幸福おみくじ。今年ももちろん引きました。結果は末吉。・・・う、うーん。イマイチな運勢。しかし初の福銭。引けども引けども銭亀と熊手だったわたしには嬉しいアイテムでした。
大吉ではなかったけど、末吉を引いてよかったかもしれない。おみくじのなかに書いてあることは、誰にでも当てはまることかもしれないけど、そこには真実が書かれていると思う。だから自分を見つめなおすきっかけになるような気がします。今回は運勢の部分に、はっとさせられました。今のわたしはやりたいことがたくさんあって、あれもこれもと手を出した結果、すべてが中途半端で焦るばかり。このままではいつまでたっても何一つ成し遂げられない。読書だってろくにできなくて、いつも不完全燃焼。どうにかしなくてはと思いながらも手をこまねいていました。
時間の使い方を見直してみよう。なんでもかんでもやろうとするからこま切れになってしまう。まず優先順位を決めて、順番に終わらせていったほうがいいかもしれない。そんな感じでやってみたらどうかな?今まで無理がありすぎだったのかもしれない。そういうわけで、スケジュールを改めることに。とりあえず日記は日曜にまとめて書くことにします。日付はさかのぼって書くかもしれないので、見返すと週に何度か書いているように見えるかもしれません。
おみくじは木に結ばないで持って帰ってきてしまいました。何度も読み返したかったからなのですが・・・いいのかな?